あむの気まま日記

日記ブログ始めましたーー

時の流れを感じる瞬間

こんにちは、あむです。

11月ももう下旬に差し掛かっていますね!

青森では今週末に最低気温が0℃を下回るということで、私あむもベッドの敷きパッドをNウォームへと変えるなど完全なる冬支度を整えています。

 

今日は実家で父方の祖母の誕生会を開いてきました!

誕生会、とは言っても盛大に開いたわけではなく、母と祖母の娘である叔母と私、というメンバーでケーキを食べる、というホントにささやかなものです。

祖母は今年で米寿。

元々一緒に住んでいた祖母は80を過ぎて膝の痛みが悪化してから、思うように歩くことが困難になって痴呆が進んでしまい、近くの老人ホームへと移っていました。

毎月の通院などで母が祖母に会っていることは知っていましたが、私が仕事を辞める前は本当に会う機会がなくて、半年に1度会えれば良い方でしたね。

しかし今年になって仕事を辞めてからは、事あるごとに祖母に会う機会を逃さないようにしています。

ただ、昨年買い換えたメガネで会いに行くと、誰だかわかってもらえないんですけどね(笑)

私が生まれたのと同時に仕事を辞めた祖母。

何人目かのお産だった母は、私を産んですぐに仕事に復帰(笑)

私は祖母に育てられたも同然のおばあちゃん子でした(笑)

一番手を掛けた一番下の孫。

私自身も手を掛けてもらった自覚がありますし。

いやしかし、祖母の中で私は一体何歳で止まっているんでしょうね……www

私が祖母の前で立ち上がると「大きくなったなあ~」とそればかりw

もう伸びてないんだけどな……w

まあ、家族みんなに会うのはお盆や正月くらいなので、ひ孫の存在はもう分からないみたい。

今では周りに掴まって伝って行かないと歩けないみたいなので、移動は専ら車椅子を利用しています。

歩けなくなると身体も弱くなるし、早く老いていくと聞くので、今の状態もいつまで続くんだろうなと心配です。

こうした今の祖母の一面を見ていると、時間って本当に無常に進んでいるんだな、と感じてしまいます。

祖母の兄妹たちは皆先立ってしまい、「早く自分も死にたい」という祖母。

しかしながら、兄妹たちに「皮肉か!」と怒られそうなくらい祖母は身体の中は健康なんです。

趣味と言える趣味も特にない祖母は、ホームに入る前は一日中ぼーっとして過ごしていました。

そしてそれは、ホームにいる今でも変わらないんだと思います。

「なんて贅沢な悩みだよ」って私も思うことは思いますが、体の自由は利かない、やりたいこともない、楽しみなこともない、「ただ、生かされている」と感じていると思うんです。

本当はもっと祖母も出掛けたりすることに楽しみを覚えれればいいんですけどねえ……

先月の暖かい日に海を見に行った時は、昔のことを話ながら少し楽しそうだったので、そういう機会を増やしてあげたいものですね。

嫁である私の母は、恐らく祖母の息子娘たちよりもそれを感じているようで、母主導でいつも企画が為されます。

というのも、母方の祖父母はここ数年で立て続けに亡くなって、ずっと「何もしてあげられなかった」と心残りがあるようなのです。

そうしたこともあって、一番そばにいる祖母のことでは後悔したくないんでしょうね。

その気持ちは私も分かりますし、今時間がある私もこうした時間は大切にしていきたいと思っています。

 

ちなみに買ったケーキの写真は、いつのまにか崩れていて撮るのは断念しました。

お山のようなモンブランを買った叔母のケーキが私たちのケーキを直撃……

隙間埋めの紙も入れてくれないなんて……

地元のケーキ屋さんから考えるとちょっとお高めのお店だったのに……!

ガッデム!……と言いたいところだけど、一緒に買ったクッキーはサクサクだし、ケーキ自体はおいしかったから許そう……。

甘党な祖母のお眼鏡には全くもってかないませんでしたが、来年もこんな風に一緒にケーキを食べれたらと思います。

 

それでは今日はこの辺で(^^♪