あむの気まま日記

日記ブログ始めましたーー

【世にも奇妙な】祖母の夢【出来事】

こんにちは、あむです。

このブログでは霊感が鬼強い夫くんの体験を中心に、ちょっと怖い話なども備忘録的に紹介していきたいなと思っています!

今日はタイトルの通り、怪談までいかない世にも奇妙な出来事の話をしていきたいと思っています!

おばけ、幽霊が苦手なそこのアナタ!

今回は多分、大丈夫です。そこまで怖くない?と思います(笑)

 

「怪談」というジャンルについて

まずは皆さん、「怪談」お好きですか?

それ以前に、おばけとか幽霊とかそういったものの類って信じますか?

 

あむは普通に信じてます。

でも別に霊感があるワケじゃないんです。霊感は皆無。おばけなんて見えません。

不思議ですよね。ならどうして信じられるのかというと、

 

所謂ポルターガイスト現象と言われる現象が、

あむの実家では日常茶飯事だったからです!

「何それめっちゃ怖いじゃん!」って思ったそこのアナタ。

普通に考えればそうなんですよね。

でも、全然まったく本当に怖くないんです。そりゃあ、そうです。

だって、みんないる時にしか起きないから。

日曜日であれば日中や、みんなが帰ってきた平日の夕方や19時20時頃ぐらいを中心にしか、ソレは現れないんです。

逆に「夜中にそんなことがあった」という話は一度も聞いたことがありません。

 

どんなことが起きるのか具体例を挙げると……

  • 誰もいないはずの2階から扉が閉まる音がする(引き戸)
  • みんなリビングにいるのに階段を昇る音がする
  • インターホンの音や玄関が開いて閉まる音がする(引き戸)

こんな感じでしょうか。

ぶっちゃけポルターガイストにもならないような些細なところですが、これを何と呼ぶのか私は知りませんw

これを家族みんなが聞いているのです。「聞こえたよね?今、音したよね?」的に。

玄関やインターホンは「ピンポンダッシュじゃね?」と言われればそれまでですが、あむはそんなイタズラされるような感じの性格でも付き合いもありませんでしたし……。

それに玄関周りは砂利なので、ピンポンダッシュは絶対にバレるんですよね。

 

そんなあむの実家ですが、どうしてそんなことが日常茶飯事で起きているのか、昔から不思議だったんです。

ただひとつだけ、心当たりみたいなものがあるとすれば、祖母

 

何かと祖父の夢を見る祖母

あむの祖母は齢42という若さで祖父を失くしてから、女手一つで父を育てた人。

そんな境遇もあってか、時折祖父の夢を見るという祖母。

その夢は祖父が「笑っていた」「真顔で見ていた」など、よくわからない夢。

私は祖父のことは遺影の写真でしか知りませんし、よく酒豪だったと聞かされる程度。

 

しかし、その夢を見るタイミングが恐ろしいんです。

 

祖母の夢

これは私が社会人2年目くらいの時の話。

 

私は当時、結構遠い場所にある会社に勤めていて、朝も7時前を目途に出なければ出勤時間に間に合わないような感じの場所にありました。

当然、家族の中で一番最初に出勤するのは私。

みんなが朝食をとるのを尻目に、かばんを掴んで車を出します。

ただ、あの日は玄関で靴を履いている私の元に、祖母が駆け寄ってきたのです。

いつもはみんなと朝食を取りながら「いってらっしゃい」と言うのに。

祖母は徐に私の肩に手を置いて言います。

 

「じいちゃんの夢を見たから、気をつけて行ってきなさい」

 

そう言われてもよく理解できるワケもなく、私はひとまず頷いて会社へと車を走らせていきました。

 

しかし、そのほんの数十分後。

 

私は事故に遭ったのです。

急ブレーキをかけた前の車に合わせて止まった次の瞬間に、前方不注意の後方車両に追突されました。

止まれない後方車両が見えて身構えていたことが幸いして、私は大したケガになりませんでしたが、私の車は前後がべっちょりと潰れてほぼ全損。

人生初めての事故に、半ばパニックの私は思わず母に電話していました。

すると、母はどこか容量を得たような反応だったのです。

 

「ケガが酷くないなら良かった。おばあちゃんがおじいちゃんの話してたから、嫌な予感は少ししてたけど……」

「じいちゃんの夢を見たって話?」

「そう。昔ね、○○(姉)の部活の遠征でバスの事故が起きた時も、朝におばあちゃんが同じこと言ってたのよね

「えっ」

 

完ッ全に予知夢じゃん!!

なにそれこっわ! いや、そんなこともっと先に教えてよ!!

とか言いたいことはたくさんありましたが、そんなスピリチュアル全開な話に呆然としたのも事実。

そしてそんな事実を出されると、こちらも徐々にスピリチュアルな思考になってくるというもの。

 

私は母からその話を聞いて、

「もしかして、じいちゃん守ってくれてた?」

と感じたのです。

故人の夢には様々な意味があると聞きます。

早くに亡くなった祖父は、防ぎようのない事故、命に関わる危険があることを、祖母を通していち早く伝えようとしてくれたのかもしれません。

 

そしてそれは、私の周りにも影響している気がします。

 

祖父の加護の力が働いている??

あむの夫くん、幼い頃から幽霊が視えたり聞こえたり憑かれたり……などと、話を聞く限りでも結構散々な霊感ライフを送ってきた彼。

ですが、私と付き合って以来、『そうしたこと』はめっきり減ったそう。

それでも、出張中などにはそれなりに遭遇しているようですが……。

 

元々住んでいたアパートでも、夜中に通るのをよく見ると言っていました。

(隣が学校なので、考えなくても如何にも『出そう』ではありますがw)

しかし、私が泊まった時や、結婚して一時的に一緒に住んでいた時はまったく見なくなったそうです。

私は夫くんのこの変化を勝手に「祖父の加護」だと思うようにしています。

まあ、私に霊感がなくてノーテンキ過ぎるがゆえに、何も感じていない可能性も否めないんですがね!

 

最後に

あむの実家で起こる様々な現象たちは、今はもう起きていないと思います。

私が中学にあがり、歳を重ねるごとに起きなくなっていきました。

母はよくあの現象について「誰かが遊びにきている」という表現をしていたのですが、それは「昔、親戚が亡くなった時に廊下を下駄で走る音がした」ということに由来しているそう。

その音がした直後に亡くなったという連絡をもらったのだとか。

そして、その亡くなった方は下駄を好んで履いていたのだとか。

今思うと、物が動いたり、飛んだりなどの物理的なことはなかった現象たち。

祖母や祖父と繋がりの強い親戚の誰かが、私たちの顔を見に遊びに来ていたのかな、と思うことができました。

 

最後に、祖父の夢を見る祖母ですが、今では痴呆が酷く、祖父の夢を見ているのかさえ分かりません。

それでも、90手前の現在まで大きなケガや病気をせずに元気でいるのは、ある意味祖父の加護なんだと思います。

 

じいちゃん、これまでありがとう

どうか、これからも見守っていてください

 

ここまで読んでくださってありがとうございました。

皆さんの人生にもよいことが起きますように。

それではまた、次の事件簿でお会いしましょう。

byあむ